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[ 2010-07-16 ]

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  ◆□◆【Motown21レター《Vol.209号》10年07月16日(金)】◆□◆  
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 Motown21レター読者の皆様、こんにちは。
 
 最近、事務所で仕事をしているとセミの鳴き声が聞こえてくるようになしま
 した。皆さまの仕事場やご自宅ではいかがですか?本州では、そろそろ梅雨
 あけの時期でもありますね。
 
 相変わらず新車販売は好調、一方の中古車販売は低調と明暗をはっきりと分
 けています。10月以降の新車販売は、3分の2に程度に減少するというよう
 なことを聞きますね。
 
 そんな中、一昨日「平成21年度自動車分解整備業実態調査報告書」が公表さ
 れました。整備売上は54,671億円で3年連続のマイナス成長です。内容をみ
 ると内憂外患、問題山積の厳しい状況です。
 
 10月以降は、エコカー補助金がストップするなど、サービス競争が一段と激
 化することが予想されます。ひょっとすると夏休みが返上で仕事なんていう
 工場もありそうですね。
 
 なにはともあれ、暑さきびしい折、事故怪我のないように注意してご活躍く
 ださい。
 
                         Motown21スタッフ一同
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 □■  【緊急報告:H21年度分解整備業実態調査にみる厳しい現状!】
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  今日は、予定していた原稿を急きょ差し替えて、「平成21年度自動
  車分解整備業実態調査報告書」の報告です。いやー、実に厳しい数
  字に、集計間違いではと疑ってしまうほどの報告書です。以下のそ
  のポイントをレポートいたします。
  
  
1.業界初の3年連続のマイナス成長!
 
 整備売上は、統計史上初の3年連続の前年割れという厳しい実績です。今年
 の報告書では前年比5.3%の大幅なダウンとなり、整備売上高は54,671億円と
 なりました。
 
 業態別では、以下のとおりです。(単位は億円。カッコ内は前年比%)

   業 態        H19年     H20年     H21年
 ■業界全体       59,524 (-2.3) 57,720 (-3.0) 54,671 (-5.3)
  ・整備専業工場    21,594 (+0.2) 22,738 (+5.3) 19,459(-14.4)
  ・整備兼業工場    7,997 (+6.1) 6,932(-13.3) 6,844 (-1.3)
  ・ディーラー工場   27,355 (-6.6) 25,686 (-6.1) 26,140 (+1.8)
  ・自家工場      2,578 (+0.7) 2,465 (-4.4) 2,228 (-9.6)
 
 専業工場では、平成7年以降で初めて2兆円を下回ってしまいました。工場
 数は、前年比100.4%とほぼ同数の55,365工場です。僅かとはいえ工場数が
 増えたにもかかわらず二桁の落ち込みはかなりショッキングな数字です。
 
 一方のディーラーは、2年連続のマイナス成長に歯止めがかかり、業態の中
 では唯一プラス実績となりました。工場数は、前年よりも145工場減ってい
 ますから価値ある実績といえます。
 
 次に3業態の一工場当たりの入庫台数と単価を見てみると、
 
    業 態    入庫台数:台   整備単価:円
 ・整備専業工場    877(-1.8) 40,076(-13.2)
 ・整備兼業工場   1,337(-6.2)    31,949 (+0.2)
 ・ディーラー工場  5,040(+3.2) 32,273 (-0.4)
 
 専業工場は、入庫台数と整備単価ともに前年比マイナスです。特に整備単価
 の落ち込みが大きいのが気になります。額でみるとH20年では46,173円の単価
 が6,097円も下がっています。
 
 作業別にみると、入庫台数で前年よりも落としているのは、「3か月点検」
 のマイナス3.6%、「事故整備」のマイナス10.7%、「その他整備」のマイナス
 2.8%です。これ以外の2年・1年車検台数や1年点検台数は前年同台数か若
 干のプラスです。
 
 単価では、車検とその他整備の落ち込みが大きいのが目につきます。2年車
 検では、45,996円(前年52,477円)で6,481円ダウン。1年車検では78,452円
 (前年92,285円)で13,833円も下がっています。その他整備では、前年比
 4,698円マイナスの25,788円となっています。
 
 一方のディーラーは、入庫台数で減ったのは、1年車検、事故整備だけです。
 1年車検では前年比4台減の81台、事故整備は、11台減の213台となってい
 ます。整備売上合計では前述のとおりプラス3.2%、5,040台と5千台の大台に
 乗せました。
 
 整備単価のマイナスは貨物車関係の「1年点検」と「3か月点検」「6か月
 点検」となっています。不況の影響がくっきりと表れたものと推測できます。
 
 
2.気になる工賃構成比の減少!
 
 専業工場の整備売上マイナスは、入庫台数よりも、整備単価の落ち込みが大
 きいのが主要因ということがはっきりと読み取れます。そのことが、売上構
 成比でも表れています。
 
 専業工場の整備売上高19,459億円。
 内訳は、工賃10,213億円(前年比-23.4%)、部品6,871億円(同-1.7%)、外
 注2,375億円(同-1.8%)となり、工賃売上が大きく落ち込みました。
 
 価格競争は、とりもなおさず工賃値下げ競争ですから、そのことが明白に表
 れたといえます。ディーラーは、専業工場とは逆に工賃売上を伸ばしていま
 す。
 
 ディーラーの整備売上高26,140億円。
 内訳は、工賃11,422億円(前年比+12.3%)、部品10,176億円(同-0.9%)、
 外注4,542億円(-11.8%)となっています。価格競争をせずに営業力をフル
 活用して、既納客の入庫促進に努めたものではないかと推測できます。
 
 専業工場の工賃売上のマイナスは、単に売上ダウンではなく、粗利益にもマ
 イナスの影を落としています。弊社による計算では、21年実績と20年実績で
 は、粗利益率は5%(67%から62%に)も下がっています。金額にすると
 5,821千円も減ったことになります。
 
 これは、整備要員の年間給与の約1.7倍に相当する額になります。専業工場の
 一事業場当たりの総従業員数は、4.76人で前年よりも0.12人増えていますか
 ら、経営的には相当苦しい台所事情ではないでしょうか。
 
 この帳尻を給与で調整しているようです。専業工場の整備要員の平均年齢は、
 47.5才、前年よりも0.4才高くなっていますが、年間の給与は、3,469千円
 (前年日-0.1%)となっています。年齢が高くなっていても給与は下がって
 います。
 
 専業工場を中心とした労働力不足が懸念されている整備業界での、賃金の減
 額は、モチベーションを下げることばかりか、新しい人材の確保にもマイナ
 スイメージになることが心配されます。
 
 この先の、保有台数の減少、ミディアムカーからコンパクトカーへのシフト、
 カーシェアリング、格安中古車レンタカーの高まり、そしてEV・PHVの
 保有拡大の中で、整備需要の回復は、個々の整備工場の相当な経営努力が必
 要ではないでしょうか。
 
 スキャンツールなどを使った「コンピュータ診断」の有料化の促進、車種別
 料金体系(時間工賃)から技術価値料金体系の革新、価格競争から特徴競争
 (CS競争)の質的転換、点検実施率・保険の付保率アップによる付加価値
 向上、そして徹底したコストダウンによる利益の拡大などの経営変革が迫ら
 れているといえます。
 
 また、現場においては「フロント力」の向上が可及的課題です。受付機能か
 ら、提案機能を持ち、作業現場をコントロールしていく、行動的なフロント
 体制つくりが必要です。
 
 いずれにしても従来の経営スタイルでは、荒波を乗り越えていくのは難しい
 と言わざるを得ません。体力があるうちに、経営の革新が必要です。
 
 
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【編集後記】
 
 プリウスやインサイトの販売が伸びていて、振興会等が主催する「HV研修
 会」は盛況のようですね。この研修会は、絶対に必要なことではありますが、
 もっと他にやるべきことがあるように思います。
 
 自社の特徴の見直し・創造、顧客管理の在り方などですが、中でもレバレー
 トの改定は急務です。
 
 それは、自社の経営数字を使って、経営実態に合致したレバレートを設定す
 ることが、特徴の見直しや創造、顧客管理の在り方などに繋がっていくから
 です。
 
 もっと広い目でとらえると、レバレートが経営革新とイコールだからです。
 ぜひ、自社のレバレートを設定してみてくださいね。
 
                       Motown21スタッフ カク★☆
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