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[ 2017-02-17 ]

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     自動車整備業&車販業のCS経営をコンサルタントする     
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      【Motown21レター《Vol.363号》2017年02月17日(金)】    
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       Presented by Motown21 http://www.motown21.com      
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 読者の皆様 こんにちは。
 
 新型プリウスPHVが一昨日に発売されましたね。すでに予約受注が約8000
 台に達しているそうで、月間目標台数2500台の約3倍強となっていります。
 
 今後は、HVからPHVやEV(FCVを含め)が主流になっていくようで
 すから、益々整備需要は減る?のでしょうかね。
 
 ところで、電動カーにおける「メーカー推奨点検」を実施していますか?日
 整連では、HV0.8H、PHV1.0H(EVも同等)と標準時間を設定してい
 ます。
 
 だからこの点検は「有料」で実施するのが常識ということですよね。点検表
 も各地の整備振興会のHPからダウンロードできるようですから、有料点検
 として積極的な取り組みをしてはいかがですか。
 
 お客さまの安心・安全のためにも入庫促進活動を活発化したいところです。
 
 
 がんばれ、東北!
 がんばろう、日本!
 
─────────────────────────Motown21スタッフ一同

━●今号のご案内●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■Motown21レター特集
  「人材難にどう対処するか!」
 
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             ◆Motown21レター特集◆           
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  ┃         【人材難にどう対処するか!】        ┃
  ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  ┃整備業や車販業は「労働集約型事業」です。労働集約型とは、事業活┃
  ┃動の主要な部分を労働力に頼っていて、売上高に対する人件費の比率┃
  ┃が高くなる産業の事を指しています。売上を増やそうとするとその分┃
  ┃労働者が必要になる産業で、まさに整備業や車販業そのものです。 ┃
  ┃つまり、人員の確保が事業継続を左右してしまうということです。そ┃
  ┃の人員確保がままならない状態になっています。国交省の平成27年度┃
  ┃「原因別認証廃業工場数」の推移を見ると、工員不足がワースト6位┃
  ┃で、78工場が廃業しています。5年前の平成23年の38工場と比べると┃
  ┃2倍強にもなっています。また、後継者難で廃業した工場数は232工 ┃
  ┃場で、平成23年と比べて約1.5倍になっています。         ┃
  ┃両方を「人材難」という括りで纏めると、310工場で全廃業工場数の ┃
  ┃約22%にもなり、この先さらに増えることが危惧されます。    ┃
  ┃こうした中で自社も同じように要員不足でシャッターを永久に閉じる┃
  ┃事が無いようにするためには、どう対策するか急がれるところです。┃
  ┃一つが、社員満足度を上げていくことです。二つ目が生産性向上で人┃
  ┃員に余裕を持たせることです。三つ目が効果的な採用を進めることで┃
  ┃す。今号では「社員満足度」を中心に特集します。        ┃
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1.人材難はこの先も続く!

 ある整備専門学校の今年の応募者数が採用予定数の半分にしか満たないそう
 です。他の学校も、定員の80%いけばいいような状況だと聞いています。
 
 厚労省の「人口統計動態統計」によると、15歳〜64歳の労働人口(生産年齢
 人口)は、2015年で7,682万人が15年後の2030年には6,773万人となり、909万
 人も減少すると推計しています。
 
 900万人というと神奈川県の人口に相当します。これはとても大変ことで、
 健康寿命が延びて70歳ぐらいまで元気に働いたとしても、人材難は解消され
 る事はないかと思います。
 
 ロボットに期待したいところですが、多様な車種の車検整備や故障修理をロ
 ボットが代わって作業することはイメージできません。
 
 また、車販にしてもお客さまとの交渉事や細かいやり取りをロボットに代わ
 ることもイメージできません。
 
 野村総合研究所が一昨年、日本の労働人口の約半数が、人工知能やロボット
 で置き換えが可能という推計を発表しています。
 
 それによると、人工知能やロボットによって置き換わる可能性が高い職種と
 しては、100種の職業があり、一般事務員、組立工、タクシー運転手、レジ
 係などが列挙されています。いわゆる単純労働的な仕事がロボットに取って
 代わられるという解釈のようです。
 
 一方、置き換わる可能性が低い職種としては、アートディレクター、エコノ
 ミスト、教員、介護職員などがあります。創造性が必要であったり、他者の
 理解や説得が必要な職種は、置き換え可能性が低いと分析されています。
 
 機械設備が高度化されることで、一人ではなく0.8人で車検ができるように
 なるかも分かりませんし、車販にしても人工知能などによって、商談が早ま
 ることがあるかと思いまが、全てをロボット的な機械が行えるようになるに
 は、当分先のことかと思います。
 
 人材難を象徴するような話があります。ある認証工場で整備要員が一名退職
 して認証基準を満たなくなったそうです。
 
 急きょ「採用広告」を出し、月給18万円で募集したところ、問い合わせが何
 もなかったそうです。そこで、月給を上げてていき最終35万円で募集したが
 問い合わせがなく、やむなく廃業したそうです。
 
 人材の供給が減り、中途採用がままならない状況が今であり、人材難はこの
 先も解消されないということです。
 
 
2.社員満足度(ES)を高めて退職者を「0」にする
 
 社員満足度とは、
 ・生き生きと
 ・伸び伸びと
 ・将来に希望を持ち
 ・やる気をもって
 ・定年まで働ける
 「社風」であり「仕組み」ではないかと思慮します。
 
 ES(Employee Satisfaction)なくしてCSなし、などとCSには社員満足
 度は不可欠だということは、良く知られたことです。
 
 確かに社員満足度は、その一面もありますが、もう一つ重要なファクターに
 もなっています。
 
 それは、離職率や欠勤率を左右するからです。社員満足度が高ければ離職率、
 いわゆる退職する割合は低くなるという研究結果もあります。
 
 企業の置かれた状況によって、その効果に差はあるのでしょうが、優秀な人
 材を組織に定着させ、技能や知識の蓄積や組織の成長を図るためには、社員
 満足度の向上に、必ず取り組むべき課題と認識すること必然でしょう。
 
 では、その施策はどうすべきか?直ぐに思い浮かぶのが「待遇面」の改善で
 はないでしょうか。しかし、待遇面は際限がありません。段々とエスカレー
 トしていく危険性があります。
 
 ある一定の待遇面の改善は必要でしょうが、それ以上に「やる気」に対する
 改善が優先されます。つまりモチベーションを高めるために何が必要かを検
 討することです。
 
 やる気アップにおいては、
 1.ビジョンを明示する(経営理念を踏まえて)
 2.経営方針の明確化とそれを踏まえた目標値の設定
 3.社員参画による裏付けのある目標の設定
 4.入社年数に応じたスキルの明確化
 5.スキルと連動する賃金制度
 6.ボトムアップによる意思決定
 7.永年勤続や功績に対する表彰制度
 8.労使共々の約束事の遵守(就業規則の完備と周知)
 9.社長の愚痴会議ではなく建設的会議の開催
 10.信賞必罰の徹底
 などがあげられます。
 
 上記の10項目は、社員の「不満」を解消する項目というよりも、気持ちを前
 向きにする内容とご理解ください。
 
 会社によって優先順位が違ってくるでしょうが、上記の10項目について自社
 の現状をチェックいただき、不足と思われるのであれば、早急な改善に取り
 組むことです。
 
 特に8番目の「労使共々約束事の遵守」の基となる「就業規則」は、社員満
 足度では必須となります。昨今の労働基準法の改正や社会規範の変化に応じ
 た条文に改め、社員に周知することはとても重要なことです。
 
 社員が退職し、代わりの者を採用する、といったイタチごっこから抜け出す
 ためにも、社員満足度の改善に総力を上げ退職者を「0」にすることです。
 
 
  ご意見・ご感想をお待ちしています。
 
                      Motown21スタッフ カク★☆
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□■【編集後記】
 
 春が来ましたね。
 
 今日、横浜では「春一番」が吹いています。それも物凄い勢いで、吹いてい
 ます。
 
 そのお陰で、ポカポカ陽気です。
 
 どこかに出かけたい気分です。
 
 人材難に悩むことなく、春を楽しみたいですね。
 
                      Motown21スタッフ カク★☆
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