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[ 2017-04-07 ]

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     自動車整備業&車販業のCS経営をコンサルタントする     
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      【Motown21レター《Vol.366号》2017年04月07日(金)】    
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       Presented by Motown21 http://www.motown21.com      
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 読者の皆様 こんにちは。
 
 新年度に突入!
 
 さぁ〜、気分も新たにして目標達成のために、悔いのない行動をしたいもの
 です。
 
 春本番となりました。
 春から初夏にかけては花の季節でもあります。花は手を掛けるほどに綺麗な
 花を咲かせます。
 
 これは、対お客さも同じですね。
 お客さまに寄り添うことができれば、その分のご褒美も応分に受け取ること
 ができます。
 
 お花を育てるがごとく、お客さまにも接していきたいものです。
 
 
 がんばれ、東北!
 がんばろう、日本!
 
─────────────────────────Motown21スタッフ一同

━●今号のご案内●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■Motown21レター特集
  「2年連続でマイナス成長だった!」
 
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             ◆Motown21レター特集◆           
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  ┃       【定期点検を増やすには根拠がある!】       ┃
  ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  ┃残念な結果です。整備売上高は2年連続のマイナスでした。それも、┃
  ┃すべての業態、すべての作業においてです。           ┃
  ┃いよいよこの先右肩下がりで進んでいくのでしょうか?はたまた、ど┃
  ┃こかの時点でプラスに転じる場面があるのでしょうか?業界関係者と┃
  ┃しては、プラスになって欲しいと思うし、そう期待したいところです┃
  ┃が、人口の減少、高齢化などの人口統計予測などを見ていると、どう┃
  ┃もその期待は、幻想といえそうです。              ┃
  ┃今から13年度の2030年の総人口は11,662万人(2015年比△7.8%)と ┃
  ┃推測されています。年齢3区分で見ると、14歳以下の人口は1,583万 ┃
  ┃人から1,204万人となり△379万人の減少、15〜64歳は7,682万人から ┃
  ┃6,773万人、△909万人となります。65歳以上は3,395万人から、3685万┃
  ┃人から3,685万人の+290万人となり、高齢化率は26.5%から31.6%と┃
  ┃5.1%も高くなります。                     ┃
  ┃おもにクルマの保有対象者である層の人口が900万人も減るというこ ┃
  ┃とても深刻なことではないでしょうか。高齢化率が高まれば、免許の┃
  ┃返納者も増えてくることは想像できるところです。        ┃
  ┃経済産業省や国土交通省等が検討を進める「安全運転サポート車」の┃
  ┃普及啓発に力を入れて、2020年には新車装着率を90%すると意気込ん┃
  ┃でいて、高齢者のクルマ離れの減速につながれば、喜ばしいことでは┃
  ┃はありますが、どの程度のプラス効果があるかは未知数と言ったとこ┃
  ┃ろです。                           ┃
  ┃で、平成28年版の整備白書から、整備業の現状を見てみます。   ┃
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     ┻┻                       ┻┻


1.業態全てがマイナスであった

 業態別の整備売上高(単位:億円)は、
 
 業   態   H26年   H27年   H28年 27年比 26年比
 整備専業    20,968 20,224 19,751 97.7%  94.2%
 整備兼業     6,555 7,178 6,534 91.0%  99.6%
 ディーラー   25,195 25,364 25,355 99.9% 100.6%
 自家工場     2,451 2,367 2,304 97.3% 94.0%
 合  計    55,169 55,133 53,944 97.8% 97.7%
 という結果でした。
 
 2年前と比べると、ディーラーがかろうじて0.6%のプラスとなりましたが、
 他の3業態は、悲しいかなマイナスとなってしまいました。
 
 ディーラーのマイナス幅が少なかったのは、「その他整備」を伸ばしたこと
 が大きな要因です。
 
 ディーラーの作業別の前年差異を見てみると、車検整備△231億円、点検整備
 +24億円、事故整備が△27億円、その他整備が+225億円となり、9億円の減
 少で済みました。
 
 他の3業態は、全ての作業別売上でマイナスとなり、マイナスをカバーする
 作業がありませんでした。
 
 作業別(単位:億円)にみてみると、
 
 業   態   H26年   H27年   H28年 27年比 26年比
 車検整備    21,682 21,888 21,146 96.6%  97.5%
 点検整備     3,199 3,418 3,398 99.4% 106.2%
 事故整備    12,303 11,578 11,382 98.3% 92.5%
 その他整備   17,985 18,249 18,018 98.7% 100.1%
 という結果でした。
 
 作業別で大きなマイナスになったのが「事故整備」です。前年比で196億円の
 減少となっています。また、2年連続して前年比マイナスだったのも事故整
 備だけです。
 
 これは、ASVの普及拡大に伴って、事故件数が減少し入庫台数が減ってい
 ます。白書では、入庫台数は前年比△4.7%で、唯一減少しています。
 
 また、低年式車が増えて、全損事故となり修理しない(できない)車両が増
 えていることも、台数減少のもう一つの要因ではないでしょうか。
 
 前述の通り、高齢運転者の事故実態を踏まえて、事故防止に効果が見込まれ
 る自動ブレーキとペダル踏み間違い時加速抑制装置を装備したクルマをサポ
 カーS(セーフティ・サポートカーS)とし、2020年以降の新車乗用車にお
 いて装着率90%(標準搭載、オプション搭載含め)を目指していて、事故件
 数は減らざるを得ない状況です。
 
 
2.課題は単価アップだ!
 
 売上高のマイナスは、単価にあります。
 
       車検 点検 事故 その他 合計
 入庫台数  +1.5 +1.9 -4.7 +3.5  +2.4
 平均単価 -5.0 -3.1 +2.8 -3.9 -4.4
 売上高 -3.6 -1.2 -2.1 -0.5 -2.1
 
 以上のように、事故整備以外の前年比は平均単価がマイナスとなっています。
 これは、以前から言われてきたことですが、改めて単価が売上の足を引っ張
 っていることが分かります。
 
 この先保有台数が減少することを考えれば、台数確保も重要な課題ではあり
 ますが、それ以上に重要なのが「単価アップ」なのです。
 
 パーツや液油脂類のロングライフ化、センサーやコンピュータ化によるブラ
 ックボックス化、回生ブレーキなど電動化による消耗の減少などによる交換
 頻度の減少など、単価を押し下げる要因は沢山あります。
 
 これにどう対応していくかです。一つは高級化です。松竹梅の品揃えによっ
 て一品当たりの単価を上げていくことです。
 
 あるいは、作業の松竹梅の品揃えによる単価アップです。以前にも紹介しま
 したが、ある整備工場では、これによって単価アップが図られました。
 
 また、セット販売という方法も対策の中に入れておくことです。タイヤ交換
 と窒素ガスのセット販売。オイル交換と洗浄処理のセット販売。エアコンガ
 ス補充とエアコンフィルターのセット販売など工夫次第でセットメニューは
 作れます。
 
 別な角度では、ドライブレコーダーやETC兇覆匹眞渦船▲奪廚琉譴弔箸
 てメニューにしておきたいところです。
 
 ドライブレコーダーは、事故の時の証人の変わりにもなりますし、何かの犯
 罪のデータにもなり、防犯上も効果が期待でき、お勧めの商品ではないでし
 ょうか。
 
 あるいは、タイヤ預かりサービスを有料にして、単価アップと囲い込みの一
 石二鳥を狙い手もあります。この場合、有料預かりは「倉庫業」の免許が必
 要になりますので、注意が必要です。
 
 また、タイヤは指定可燃物扱いとなり、預かり総量が3,000Kgを超えると消防
 法の適用となります。指定可燃物を保管所する場合は、消火設備の設置をし
 て、消防署への届け出が必要となるます。
 
 単価アップのあの手この手の他に、他社や他業種に流れていた取引を、引き
 戻すこともぜひ検討してください。
 
 例えば、オイル交換をSSやカーショップに行っていたお客を、呼び戻すの
 です。
 
 そのためには、交換サイクルを掴み、最適なタイミングで「提案促進」をし
 て入庫を促すのです。オイル交換だけでなく、他の定期交換パーツにも対象
 を拡大して、きめ細かく提案することです。
 
 今後の生き残りには、絶対不可欠な個客管理アクションです。定期交換パー
 ツや後日整備をパソコンに入力し、到来管理をするのです。これこそが究極
 の「個客管理」なのです。
 
 従来の車検や定期点検などの「期日管理」から脱皮して、本当の個客管理体
 制を構築してください。
 
 
 ご意見・ご感想をお待ちしています。
 
                      Motown21スタッフ カク★☆
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□■【編集後記】
 
 やっと横浜もサクラが満開になりました。
 
 気温も上がってきて花見にはもってこいのタイミングですが、雨が気になり
 ます。
 
 なんでもこの時期の雨を「花チラシの雨」と呼ぶそうです。
 
 が、この言葉は、艶っぽいことも連想(別な意味)させるようで、
 「桜流し(さくらながし)=花びらを散らす雨」と言った方が良いみたいで
 すね。
 
 ジャンジャン♪
 
                      Motown21スタッフ カク★☆
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【発行人】山本 覚  【編集人】村谷 良子  吉岡 善一 
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