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[ 2017-10-06 ]

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     自動車整備業&車販業のCS経営をコンサルタントする     
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      【Motown21レター《Vol.378号》2017年10月06日(金)】    
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       Presented by Motown21 http://www.motown21.com      
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 読者の皆様 こんにちは。
 
 急に冬の気候になりましたね。体調にご留意ください。
 
 ホンダが狭山工場を2021年に閉鎖するというニュースが流れましたね。
 狭山工場は、ホンダのシンボル的な工場です。それを閉鎖するとは、思い切
 った決断です。
 
 人口減少、EV化への対応、グルーバル化などが、そうさせたようです。
 
 撤退はとても勇気がいることですから、八郷隆弘社長はどんな思いで決断し
 たんでしょうね。
 
 経営者として、この決断は大いに見習わなくては・・・・。
 
 
 がんばれ、東北!
 がんばろう、日本!
 
─────────────────────────Motown21スタッフ一同
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━●今号のご案内●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■Motown21レター特集
 「整備業における働き方改革!」
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             ◆Motown21レター特集◆           
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  ┃        【整備業における働き方改革!】        ┃
  ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  ┃働き方改革、というタイトルを見聞きするようになりました。選挙も┃
  ┃影響しているとはいえ、政府の取り組みとして優先事項が高いもので┃
  ┃す。                             ┃
  ┃働き方改革、などと言われても上場企業のことで、我々中小企業、ま┃
  ┃して整備業には縁遠いように聞こえてしまっているように思えます。┃
  ┃本当に整備業には関係が薄いのでしょうか?           ┃
  ┃官邸のHPでは、「働き方改革は、一億総活躍社会実現に向けた最大┃
  ┃のチャレンジ。多様な働き方を可能とするとともに、中間層の厚みを┃
  ┃増しつつ、格差の固定化を回避し、成長と分配の好循環を実現するた┃
  ┃め、働く人の立場・視点で取り組んでいきます。」としています。 ┃
  ┃う〜〜ん、良く分からない。やっぱり整備業は、働き方改革と関係が┃
  ┃薄いのでしょか?                       ┃
  ┃それは、解釈というか理解というか、取りようというかによって関係┃
  ┃が薄いか濃いのかが決まります。                ┃
  ┃「社員一人一人が元気に健康にハツラツと働き、頑張って働いた社員┃
  ┃には公平に報酬等を配分し、成長できるチャンスが得られる」ことと┃
  ┃解釈したら、整備業がいの一番に取り組んでいかなければならないテ┃
  ┃ーマではないでしょうか?                   ┃
  ┃働き方改革の背景は、「労働力人口の減少」「長時間労働」「少子高┃
  ┃齢」「労働生産性」があります。この背景は、長時間労働を除けば整┃
  ┃備業にほぼ当てはまる内容です。整備業を目指す若手は減少していま┃
  ┃すし、社員の平均年齢は上がる一方です。生産性は、メカニックの工┃
  ┃賃生産性は、交換作業が大半となってきて、上がる要素を見つけるの┃
  ┃が難しい現状です。                      ┃
  ┃自動車工学が劇的に変わっていこうとしている現在、企業体力をつけ┃
  ┃るためにも、速やかに「わが社の働き方改革」が求められているとこ┃
  ┃ろです。                           ┃
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     ┻┻                       ┻┻


1.発想の転換が必要
 
 昨日のことです。ある整備工場の役員お方と昔話しに花が咲き、懐かしい思
 いで工場をあとにしてきました。
 
 その時に出た話で、「ワンマンツーベイ」という作業システムです。これは、
 一人のメカニックが二つのベイ(作業ストール)を使って、車検作業をする
 ことで生産性を劇的にアップする、システムです。
 
 このシステムは、業界専門コンサルタント会社が発案したもので、整備業界
 の生産性改善に大いに貢献し評価されました。
 
 このシステムがきっかけで、トラバースシステム、宮田式車検リフトなどが
 生まれて、機械工具商社は開発にしのぎを削った時代がありました。
 
 働き方改革は、ある意味ワンマンツーベイシステムのような発想が必要では
 ないでしょうか?
 
 今では当たり前の作業風景になった「リフト」も思い切った発想があったか
 らこそ、生まれた省力機器です。
 
 それまでは、ジャッキアップしリジットラックを使い、寝板に寝そべって、
 下回り作業を行っていました。これぞ整備作業の代名詞のような姿でした。
 
 それが今ではリフトは当たり前になり、リフトを使うことで「車検45分」と
 いった短時間立合い車検が出現したのです。
 
 例えば、メカニック一人毎がキャディーとハンドツールを持つことが必要な
 のか?
 
 作業現場では当たり前の風景ですが、そのことでツールを沢山保有し、キャ
 ディーから溢れる状態です。
 
 結果、そのことが生産性を低下させる要因の一つになっているのです。つま
 り、「工具を探す」ムダな時間を生み正味直接作業時間に、悪影響を与えて
 いるのです。
 
 別な工場の例ですが、どういうわけかキャディーを10メートル先に置き、作
 業をしているメカニックがいました。
 
 想像するには、10メートル先にある作業場で作業していたが、急ぎの作業が
 入庫し、キャディーをそのままにして作業に入ったことではないかと。
 
 その作業の様子をみていたら、工具の取り置きを5往復程度していました。
 一歩一秒としたら10秒の歩行時間となります。5回往復したとしたら50秒の
 ムダな時間発生します。個人キャディーを持っているがゆえに、生まれるム
 ダです。
 
 個人キャディーを廃止したらどうなるのか?メカニックからは不評が出るの
 でしょうが、生産性向上の面ではプラスになります。これも発想の転換と言
 えます。
 
 
2.常識からは働き方改革はできない
 
 先ず、労働力人口減少への対策です。どの工場に行っても「人手不足」が悩
 みの種のとしてクローズアップされています。
 
 作業現場はメカニック(有資格者で男子)でなければならないのか?パート
 やバイトではダメなのか?
 
 例えば、車検は「はめ外し作業」が7割、8割と言われます。各部の良否判
 定に基づく整備の必要性の判断は、整備主任者が行えばOKですので、交換
 や脱着はパート、バイトで十分対応可能です。
 
 手順や工具の使い方は実地研修で教え込めば、それなりに使いこなすことが
 できます。有資格者を募集すようとすれば、応募が期待できない状況であれ
 ば、シルバー人材や女子パートではめ外し作業を担わせることも可能です。
 
 今の最低賃金に若干のプラスをした時給を設定し募集してみたらいかがでし
 ょうか?私は、人手不足への対策として十分に期待できると思っています。
 
 一方では、メカニックの後継者育成では、高卒者を積極的に採用することで
 す。そして2級までの国家資格と、最終的には検査員までの資格取得を目指
 してキャリアアッププランを作るのです。
 
 このことで、若返りと人手確保の一石二鳥を狙うことです。高校生も超売り
 手市場になっているので、容易くは採用できないかもしれませんが、調整し
 てみる価値があります。
 
 専門学校卒の2級資格保有者は、喉から手が出るほど欲しいところですが、
 相当困難です。でれば、高卒、場合によっては中卒に目を向けてみてはいか
 がでしょうか。
 
 もう一つは、作業効率の改善です。10分で出来る作業を8分で行うのです。
 これで作業効率は125%となります。
 
 2分短縮するための隘路、つまりムダな工程、ムダな歩行を如何にカットす
 るかです。私の経験では、車検作業(基本点検のみ)で15分〜20分の短縮を
 したケースがあります。
 
 15分×500台=7,500分、125時間の時間短縮です。レーバーレート7,500円と
 したら約940千円の工賃アップになります。20分の短縮では約1,250千円のア
 ップになります。
 
 整備業界で長時間労働はほぼ見られませんが、残業時間の短縮は課題ではあ
 ります。ひところに比べたら減ってきてはいますが、もっと減らすことを工
 夫すべきです。
 
 対策の一つとしては、作業効率の改善です。二つ目が「フロントによるコン
 トロール」です。作業時間は、メカニックに裁量に任すという常識では、残
 業時間の削減はできません。
 
 作業指示を、実施作業内容の指示だけにせずに、「時間指示」を出し、それ
 を守らせることです。つまり、フロントでメカニックの作業時間をコントロ
 ールするのです。間違いなく、時間短縮が期待できます。
 
 もう一つが、連れ残業を「0」にすることです。そのために、フロントから
 残業するメカニックを指名し、それ以外は定時で終了する指示を出すのです。
 
 自社なりの働き改革があります。人手不足だと嘆く前に、自社にどの改革が
 必要なのか見極めてアクションを一歩でも早くしてほしいものです。
 
 
 ご意見・ご感想をお待ちしています。
 
                      Motown21スタッフ カク★☆
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□■【編集後記】
 
 寒い〜〜〜!
 
 一気に冬です。体がついていけない〜!
 
 こんな時ほど、温泉に浸かりたいです。
 う〜〜〜ん、はぁ〜、堪えられませんね。
 
 湯上りのビールも格別です。
 
 さてさて、今年は自分の働き方改革を断行し、
 紅葉を愛でる旅に行きたい、今日この頃です。
 
 
                       Motown21スタッフ カク★☆
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