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[ 2017-12-15 ]

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     自動車整備業&車販業のCS経営をコンサルタントする     
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      【Motown21レター《Vol.380号》2017年12月15日(金)】    
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       Presented by Motown21 http://www.motown21.com      
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 読者の皆様 こんにちは。
 
 2017年も2週間余りとなりましたね。
 
 今年の一年は、いかがでしたか?

 私は、新しい取り組みが始まり、忙しい一年で、本当にあっという間の一年
 でした。

 この歳になって新しいことに取り組めたことは、引き出しが増えたことにな
 り、ありがたいことです。

 さて、2018年の干支は戌(いぬ)です。正確に言うと干支は「戊戌」(つちのえ
 いぬ)です。

 2016年の前年は酉年で「商売繁盛」や取り→採りと収穫を意味があり比較的
 良い意味の年でしたが、2017年の戌はその後になりますので収穫後の年にな
 ります。

 ・地盤を守る
  商売で言えば取引後ですからアフターフォローや更に親しくなる年となり
  ます。

 ・安産
  文字のごとくお産にも吉な年です
  新たに何かを産むという意味でもありますのでスタートの年としても良い
  のではないでしょうか。

 では、本年最後のMotown21レターをお届けいたします。

 
 がんばれ、東北!
 がんばろう、日本!
 
─────────────────────────Motown21スタッフ一同
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            年末年始の休業日のご案内           
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 誠に勝手ながら、弊社では2017年12月29日(金)より2018年1月4日(木)
 まで、年末年始休業とさせていただきます。
 
 ・商品の年内発送の最終受付は、2017年12月25日(月)午前11時までとなり
  ます。この時間までにご注文を頂戴し、且つ在庫がある商品に限り当日発
  送致します。それ以降にご注文いただきました場合は、2017年1月5日
  (金)以降の発送とさせていただきます。

 ・休業中でもFAX、E-mailは受付しておりますが、ご回答は2017年1月5日
  (金)以降に順次対応させていただきます。
  ⇒E−メール:info@tio21.co.jp
  ⇒FAX  :045-790-3038
  ⇒携帯電話 :090-6036-3268(山本)
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━●今号のご案内●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■Motown21レター特集
 「2030年の整備業界を予測する!」
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             ◆Motown21レター特集◆           
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  ┃       【2030年の整備業界を予測する!】        ┃
  ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  ┃昨日のニュースでトヨタが「2030年めどに年販台数のおよそ半数を電┃
  ┃動カーに」する方針を明らかにしました。販売台数のおよそ半分にあ┃
  ┃たる550万をハイブリッド車や電気自動車などの電動カーにするとい ┃
  ┃う決意表明をしたということです。               ┃
  ┃トヨタの2016年の国内販売台数は1,411,478台(乗用車、ダイハツ車 ┃
  ┃除く)です。この半分約706千台がHV系もしくはEVなどの電動カーに ┃
  ┃なるということです。                     ┃
  ┃2030年は今から13年後です。13年掛けて目標を達成するという計画に┃
  ┃なりますので、整備業界においても今から具体的な対策が求められる┃
  ┃ところです。                         ┃
  ┃その2030年には整備業界は、どのような姿になっているのでしょうか┃
  ┃?工場数や工場当たりの売上規模などを、ティオなりに予測してみま┃
  ┃した。工場数は当然のことながら減ります。原因は、三つあります。┃
  ┃一つは市場規模が縮小すること。二つ目が整備指数が減ること。三つ┃
  ┃目がシェアリングの拡大です。                 ┃
  ┃二つ目までは予想できる理由ですが、三つ目がここに来て大きくクロ┃
  ┃ーズアップされてきた理由です。                ┃
  ┃シェアリングエコノミーの規模は、年々拡大してきています。その象┃
  ┃徴が「カーシェアリング」です。2002年に20台、50人の会員で始まっ┃
  ┃シェアリングカーは、2017年には約2.5万台、1,086千会員数となり、┃
  ┃台数で1250倍、会員数で21720倍となり、そのスケールを拡大してい ┃
  ┃ます。参入者も増えていて、この勢いは当分続くとみていいと思いま┃
  ┃す。                             ┃
  ┃このように、人口減少に起因し整備需要は先細り傾向に加えて、需要┃
  ┃構造の変革が拍車をかけることで、明るい兆しが見えない状況が、こ┃
  ┃の先に待ち構えています。                   ┃
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     ┻┻                       ┻┻


1.2030年の整備業界の姿!
 
野村総研が公表した「国内乗用車の保有台数」のデータを見ると、2014年に
 3,952万台が2030年には3,597万台、2014年比で355.7万台の減少する、と推
 測しています。

 都道府県別にみると、46都道府県が減少すると予測しています。唯一増加す
 るのが沖縄県だけです。その沖縄県でも2014年比で0.6%しか増加しません。

 減る原因は、
 1.世帯数の減少
 2.高齢化
 です。

 で、整備業界に目を向けると、保有台数は2016年80,901千台が2030年には、
 72,603千台、マイナス8,298千台、比率でマイナス10.2%と推測されていま
 す。

 このことにより整備売上高は5兆3,944千億円から2030年には低水準では、
 4兆5,637千億円、現状維持で4兆8,742千億円、高水準で5兆1,825千億円
 になとしています。

 一工場当たり売上高(2016年の工場数92,061工場で計算)は、2016年の
 58,596千円から2030年には55,133千円、マイナス3,463千円、マイナス5.9%
 となると推測できます。

 粗利益では、粗利益率60%として計算してみると、2030年では2,078千円と
 なります。これらの数字は、整備売上高です。保有台数が減少すれば整備売
 上だけではなく、保険手数料、用品売上、美装売上などクルマに関係するあ
 らゆる売上が減少することになり、マイナ額は上記金額よりもさらに大きく
 なります。

 売上の原資である保有台数の推測値は、人口をベースに計算されていてカー
 シェアを要素に入れていませんので、要素に加えると減少幅はより大きくな
 ることは必然です。

 アメリカの調査会社バークレイズのレポートによれば、シェアリングの加速
 により、自動車1台あたりの走行距離が2〜4倍程度に伸び、結果として自
 動車の世界販売台数は40%程度減少する、と予測しています。

 40%を日本にそのまま当てはめれば、2016年度の国内新車販売(軽自動車を
 含む)は507万7904台ですから、203万11612台の減少となる計算です。

 販売台数は約300万台ですから、ディーラーの店舗数は半減することも予想さ
 れても不思議ではないと思われます。

 ディーラーの店舗数が半減するのであれば、モータース店は半減どころか三
 分の一になる?と考えられるところです。

 いやいや恐ろしい将来ではありませんか?


2.脱・クルマが未来戦略に?
 
 さて、この厳しい経営環境に立ち向かっていくには、どのような戦略が必要
 なのでしょうか?

 昭和58年に3年車検が導入されたときに言われたのが、「脱・車検」でした。
 車検に頼った経営は、3年車検によって立ち行かなくなる、ゆえに車検に頼
 るのではなく、クルマに関係するすべてを扱い品に加えて、総合経営を目指
 すべきだとラッパを吹いたものです。

 いわゆる「トータルカーサービス経営」です。当時は、扱い商品を増やすと
 いう意味でトータルカーサービス経営を捉えていました。

 軌を一にして、メーカーの販売戦略もあり、整備業をターゲットに「マツダ
 オートザム店」や「ホンダプリモ店」、「ミツビシカープラザ」などの新車
 ディーラーが出現しました。

 今では、多くの事業者が撤退を余儀なくされて、見る影もない、といっても
 良いほど現状です。

 それなりにパワーのある整備工場は、指定工場となり扱い商品を揃えてきて
 形としての「トータルカーサービス経営」は、実現されたといっても良いか
 と思います。

 しかし、それで経営が安定し発展してきたかといえば、疑問符がつくのでは
 ないでしょうか。

 扱い商品を増やせば社員数も増えてきますし、経費も増えます。売上や利益
 も比例して伸びていけば問題が表面化しないのですが、この5年ほど前から
 反比例してきています。

 その証に、その地域において老舗で規模もそこそこの名に通った整備工場の
 倒産が目立ってきています。

 大阪では、あの鈑金塗装工場で大手であった老舗が倒産しましたし、最近で
 は長野県でも老舗で知名度もあった整備工場がシャッターを閉じました。

 今、求められているのは「品揃え」ではなく「提供のシステム化」と、クル
 マから人への「対象の移動」による真からの囲い込みです。

 そのために、売上計画を変革することです。作業別売上計画から客別の売上
 計画に変革することです。

 そのことで、まじめに個客管理をすることになります。また、顧客ランクア
 ップも実現すことでしょう。

 扱い商品は、クルマから人を対象に増やすことです。例えば生命保険、損害
 保険がその一つです。

 健康なども対象の一つです。発想をフレキシブルにして、クルマから人へ急
 ぎ舵を切っていく必要があります。

 何とかなる、は、何ともならない時代になっています。この先は、覚悟を決
 めて経営のかじ取りをしていくことです。
 
 
 ご意見・ご感想をお待ちしています。
 
                      Motown21スタッフ カク★☆

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□■【編集後記】
 
 これから年賀状の作成に精出さなくては!

 わが社の年賀状は、新年の挨拶のために出すだけではなく、新年の一年間の
 指導の方向性などを紹介するために出します。

 業界をどう捉えているのか、近未来をどう予測しているのか、などを理解い
 ただき、共感が生まれればと願っています。

 本年のご購読に感謝しつつ、皆様の来年の幸を祈念して、本年最後のメール
 マガジンと致します。
 
                       Motown21スタッフ カク★☆
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