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[ 2018-01-05 ]

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     自動車整備業&車販業のCS経営をコンサルタントする     
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      【Motown21レター《Vol.381号》2018年01月05日(金)】    
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       Presented by Motown21 http://www.motown21.com      
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    ●    平成30年、2018年、明けましておめでとうございます。
  ( ̄ ̄)   希望に満ち溢れた新しい年を迎えました。
  ( ̄ ̄ ̄)  
 ┏/ 戌 \┓  今年の干支は「戊戌(つちのえ・いぬ)」です。
 ┗┳━━┳┛  この年は、今まで頑張ってきた人は、見事に花開き、
  ┃ ○ ┃   頑張ってこなかった人は現状維持よりも悪い状態になる?
  ┗━━┛   ということのようです。
         皆様にとりまして最良の年になりますよう、お祈り申し
         上げます。
                         株式会社 ティオ
                         代表取締役 山本 覚
☆::....☆::....☆::....☆::....☆::....☆::....☆::....☆::....☆::..

 平成30年、2018年新春号をお届けいたします。
 
 読者の皆様 こんにちは。
 
 今年の東京箱根駅伝は、青学大が史上6校目の4連覇を果たしましたね。
 今まで頑張ってきたことが、見事に花開いた感を強くします。
 
 他校も頑張ったんでしょうが、青学大の頑張りが一番巧みだったということ
 なんでしょうね。
 
 経営も同様で、どの会社もそれなりに頑張っているんでしょうが、目標達成
 出来る会社と未達で終わる会社があります。
 
 その違いは、頑張りの巧みさではないでしょうか。巧みさとは、明確な方針
 を立て、方針を具体化させるプロセス目標を立て、その両方の差を管理し、
 人材を伸ばす育成をすることと思います。
 
 
 がんばれ、東北!
 がんばろう、日本!
 
─────────────────────────Motown21スタッフ一同
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━●今号のご案内●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■Motown21レター特集
 「少数精鋭経営を可能にする「脱」とは!」
 
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             ◆Motown21レター特集◆           
  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃     【少数精鋭経営を可能にする「脱」とは!】      ┃
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  ┃一時代を築き、老舗と言われる整備工場の倒産のニュースを目にする┃
  ┃ことが多くなってきています。現在の企業間競争は、勝ち残りではな┃
  ┃く「生き残り」の競争です。それを裏付けるように、平成28年度版の┃
  ┃整備白書では前年と比べて工場数が99工場も減りました。過去にも減┃
  ┃ったことが2回ほどありましたが、三桁に近い数が減ったのは、この┃
  ┃年が初めてのことです。                    ┃
  ┃この先、工場数は減ることは間違いないところです。その要因は、3┃
  ┃つあります。一つは、人口減少とシェアリングエコノミーによる保有┃
  ┃台数減少(販売台数の減少)です。二つ目は、電動カーによる整備指┃
  ┃備指数(整備技術力に対応できないことも含め)の減少です。   ┃
  ┃欧州のカーメーカだけではなく、トヨタ自動車は、パナソニックとの┃
  ┃協業事業の発表の場で、豊田章男社長が『「100年に一度」と言わる ┃
  ┃大変革の時代に直面している』と表現し危機感をあらわにし、2030年┃
  ┃に世界の販売台数の約半数の550万台以上を電動カーにし、2025年ま ┃
  ┃でにエンジン車のみで展開する車種をゼロにすると発表しました。 ┃
  ┃電動カーの中でもEVは、部品点数がエンジン車よりも三分の一の1┃
  ┃万点減ると言われています。駆動・伝達、操縦部品は半数近く、電装┃
  ┃品・電子部品も大部分が使われないといいいます。        ┃
  ┃3つ目は、人材難で経営を維持できないことです。これは、社員の確┃
  ┃保という面と、後継者難という面の両面によることです。     ┃
  ┃さて、こうした厳しい経営環境に立ち向かい経営を維持し、発展させ┃
  ┃ていくにはどうすべきか?それは、少数精鋭経営に徹することです。┃
  ┃少数精鋭経営を可能にするには「脱」を断行することです。    ┃
  ┃何を「脱」するのか??                    ┃
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     ┻┻                       ┻┻


1.少数精鋭経営がこれからの生き残りの基本
 
 日本の人口は2017年7月末現在「126,786千人」で前年同月に比べ減少▲209
 千人(▲0.17%)となっています。
 
 2025年で122,544千人、2017年比▲4,162千人、2030年では119,125千人、2025
 年比▲3,419千人、2035年115,216千人、2030年比▲3,909千人、2017年比では、
 ▲11,570千人となります。
 
 このようにマーケットの源泉である人口減少が販売台数を減らし、その行き
 つくところは保有台数の減少になります。
 
 これに加えて、ユーザーの保有意識の変化です。保有から利用へという意識
 の流れは、カーシェアリングを始めとするシェアリングエコノミーと言われ、
 拡大の一途です。これによって、販売台数が減少し、保有台数の足を引っ張
 ることになります。
 
 市場が縮小することを見越した「働き方改革」を整備業においても、断行し
 て、効率の良い経営、すなわち少数精鋭で運営できる組織を構築することが、
 生き残りに最も大事なことです。
 
 整備業の場合は、現場の作業効率をいかに上げるかが、働き方改革の大きな
 ポイントになります。
 
 作業効率を上げることで、残業は確実に減らせます。もっと言えば、メカニ
 ックの数も減らせます。
 
 以前にも書きましたが、メカニックが退職した➡補充のための採用活動、と
 いう安易な行動をするのではなく、この時こそ働き方改革の一環である作業
 効率改善行い、補充しなくても対応できる生産能力を上げるのです。
 
 そのためにも、年中無休営業から決別し、週一定休日を設け、他の曜日に全
 スタッフが勤務できるようにすることも、働き方改革の一つです。これは、
 副産物が生まれます。
 
 それは、店舗運営及び工場運営コストの削減になるのです。週一定休日によ
 って光熱費を始めとした経費の削減に直結します。
 
 また、休日シフトの調整といった労務管理においても、手間暇かかる時間を
 削減できますので、総務や経理担当者の働き改革にも好影響を及ぼすことに
 なります。
 
 働き方改革のもう一つは、単能社員から複能社員を育成することです。これ
 によって、顧客対応力も増しますし、パートの削減にもつながります。
 
 一つのことしかできない社員ではなく、複数の業務をこなせる社員を育成す
 ることによって、臨機な働き方が可能となり、2人でこなしていた仕事を1.5
 人でこなすことも可能となります。
 
 こうしたことによって、働くことの喜びや達成感の向上と、給与のアップと
 いう改善によって、社員満足度が向上し、退職率や顧客満足度を改善するこ
 とになり、個客の脱落も減らせこととなります。
 
 少数にすれば、人件費はもちろんですが、物件費も減らすことも可能です。
 また、ムダ仕事も減らすこともできます。
 
 会社って面白くて、人を増やすとナゼか仕事が増えるのです。必要な仕事で
 あればいいのですが、不要な仕事が増えるのです。
 
 
2.「脱」すべきこと!
 
 少数精鋭によって、諦めることも必要です。いわゆる「脱」です。その一つ
 が「オールマイティー」という金看板を脱することです。
 
 自動ブレーキが高度になればなるほど、その扱いは繊細さが求められます。
 フロントウインドウが汚れていたり、曇り止めスプレー液少しでもカメラに
 付着したりすると、誤作動を起こす原因になることもあります。
 
 カーメーカーごとに異なる装置、システムを全部理解し、それに対応するこ
 とがいかに大変なことであるか。自社対応しようとすれば、スキャンツール
 を何種類もそろえなければならなくなり、現実的ではありません。
 
 自社で対応する(得意とする)カーメーカー、あるいは車種を絞ることで確
 実に整備対応できる体制を整えれば、個客からの信頼も増すこと間違いあり
 ません。
 
 苦手なクルマは、下手に手を出すのではなく、入庫即ディーラー等に外注す
 るといった、経営的に割り切りが必要です。
 
 これは、整備技術的のことだけではなく、クルマとスマホとの連携などネッ
 トワーク知識やスマホの知識なども求められてきますので、この面からもあ
 る程度のクルマの絞り込みは避けて通れないと考えるべきです。
 
 次の脱が「中古車販売」です。中古車は新車よりも利益が大きいので、つい
 つい中古車販売から脱しきれません。
 
 しかし「粗利益」で利益の多寡を判断するのではなく、営業利益で判断した
 ならば、中古車は割に合わないことが分かると思います。
 
 今日仕入れて明日売れるという、在庫日数が「0日」であれば、積極的に扱
 うことを勧めますが、平均60日も在庫しているような状態であれば、在庫経
 費や値落ち分を計算に入れた営業利益は、マイナスに近いか、確実にマイナ
 スの状態になっています。
 
 そこで、新車に力を入れるべきです。新車は基本的に「在庫」する必要があ
 りません。受注仕入ですからリスクは限りなくゼロに近い。また、メーカー
 保証もありますので、安心して販売することができます。
 
 5年後に下取りで仕入れができれば、業販することで利益を得ることもでき
 ます。これによって、販売時の利益の少なさをカバーすることもできます。
 
 目先の利益にすり寄るよりも、先々の利益を期待したほうが結果的には、利
 益貢献は高くなります。
 
 脱の三つめは、脱・正社員です。メカニックの正社員を止めて非正規社員に
 することです。車両法に定める整備要員の確保を前提にすることは勿論です。
 
 定型的な整備作業はパートやバイトなどの非正規社員に任せて、正社員のメ
 カニックは高難度整備などのより高度な技術力が必要な作業に専念させて、
 トータルな整備コストの低減を図ることです。
 
 そのためにも賃金制度を職能給制度から職務(仕事)給制度に改革すること
 です。これも働き方改革の一環となります。
 
 職能給制度とは、保有している能力・技能に対して賃金を決める制度です。
 この最大の欠陥が「年功給」になることです。
 
 経験を積めば基本的に能力は高くなります。勤続年数が長くなれば、これま
 た能力は基本的に高くなります(一定のところで止まることもある)。しか
 し、能力の高さと実績がマッチしているかと言えば、齟齬が目につきます。
 
 このように、能力給としての職務給は年功給になってしまう性質を内在した
 賃金制度なのです。
 
 これからは「職務給(仕事給)」で、これが4つめの脱です。実際の仕事に
 対して価値つけをして賃金を決めるのが本制度です。
 
 つまり、発揮した能力を評価し賃金を決めるのです。パートの賃金制度がま
 さにこの制度です。
 
 定型的な整備作業しか担当できないメカニックは低額な賃金になるし、高難
 度整備を担当できれば高額な賃金になります。
 
 フロントでも受付しかできないフロントと、コントルールができるフロント
 では、仕事の価値が違うので賃金に差をつけるのは当たり前ということです。
 
 4つの脱を上げましたが、要は、今までの常識に捉われることなく、時代の
 変化に合わせて、先を見て仕組みや制度を変えることが必要だ、ということ
 です。
 
 
 ご意見・ご感想をお待ちしています。
 
                      Motown21スタッフ カク★☆
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□■【編集後記】
 
 今年のお正月は、今までと違った正月でした。
 
 正月の食材の買い出し先を、買えたこと。
 
 毎年元旦に初詣に行っていたのを、4日に変えたこと等です。
 
 変えて気づいたこともあり、楽できたこともあって、結果良かったように思
 えるお正月でした。
 
 皆様は、いかにお過ごしでしたか?
 
 本年もご愛読のほどよろしくお願いいたします。
 
 
                       Motown21スタッフ カク★☆
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【発行人】山本 覚  【編集人】村谷 絵美子  吉岡 善一 
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