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[ 2018-04-20 ]

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     自動車整備業&車販業のCS経営をコンサルタントする     
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     【Motown21レター《Vol.385号》2018年04月20日(金)】    
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      Presented by Motown21 http://www.motown21.com      
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 読者の皆様 こんにちは。
 
 最近の暑さで、少し早いかな〜と思いつつ、衣替えをしました。冬服から春、
 夏服にクローゼットの中を取り替えました。
 
 そのとたんに冬に逆戻りの寒さにあい、季節の天の邪鬼を嫌というほど知ら
 された今日この頃です。
 
 熊本県の「おしろタクシー」が、タクシー全車両を新型「日産リーフ」に更
 新したというニュースを目にしました。

 同県では、これまでに「菊陽タクシー」が初代リーフを全車両導入していて、
 燃料費が不要な高い経済性はもとより、静粛性や乗り心地の良さ、電気自動
 車ならではの加速感などが乗客やドライバーから高く評価されていたそうで
 す。
 
 その高評価を受けて「おしろタクシー」が全車両を新型リーフに入れ替えた
 とのこと。
 
 こうしたニュースがあと数年もすれば、珍しくなくなる時代が来るのでしょ
 うね。
 
 
 がんばれ、東北!
 がんばろう、日本!
 
─────────────────────────Motown21スタッフ一同
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       ◎ ゴールデンウイークの休業日のご案内 ◎       
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 誠に勝手ながら、弊社では2018年04月29日(日)より2018年05月06日(日)
 まで、休業とさせていただきます。
 
 ・商品の年内発送の最終受付は、2018年04月27日(木)午前11時までとなり
  ます。この時間までにご注文を頂戴し、且つ在庫がある商品に限り当日発
  送致します。それ以降にご注文いただきました場合は、2018年5月7日
  (月)以降の発送とさせていただきます。

 ・休業中でもFAX、E-mailは受付しておりますが、ご回答は05月07日(月)
  以降に順次対応させていただきます。
  ⇒E−メール:info@tio21.co.jp
  ⇒FAX  :045-790-3038
  ⇒携帯電話 :090-6036-3268(山本)

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━●今号のご案内●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■Motown21レター特集
 「整備業の働き方改革とは」

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             ◆Motown21レター特集◆           
  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃        【整備業の働き方改革とは】          ┃
  ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  ┃政府がこのタイミングで「働き方改革」を看板政策に掲げた背景には┃
  ┃「人口減少」があります。日本の将来人口推計をみてみると、基準と┃
  ┃なる年の人口を2010年10月1日の総人口1億2,806万人とし、出生推移 ┃
  ┃を中位、死亡推移を中位、国際人口移動2004年から2009年までの入国┃
  ┃超過率の平均値を、外国人は1970年以降の入国超過数の平均値として┃
  ┃算定すると次のようになります。                ┃
  ┃総人口は2030年の1億1,662万人を経て、2048年には1億人を割って9,9┃
  ┃13万人程度となり、2060年には8,674万人程度になるものと推計され ┃
  ┃現在の3分の2の規模まで減少すると推計されています。     ┃
  ┃このままの推計通りに進んだとすれば、生産年齢人口である働き手の┃
  ┃中心人口は、平成7(1995)年には8000万人を超えていましたが、そ┃
  ┃れ以降は減少の一途をたどって、国立社会保障・人口問題研究所が発┃
  ┃表した出生中位推計の結果によれば、生産年齢人口は、平成25(2013)┃
  ┃年には8000万人、平成39(2027)年には7000万人、平成63(2051)年には┃
  ┃5000万人を割り、平成72(2060)年には4418万人となる見込みで、直滑┃
  ┃降で滑り落ちるようです。                   ┃
  ┃このままでは、国全体の生産力低下・国力の低下は避けられないとし┃
  ┃て、内閣が本格的に「働き方改革」に乗り出した、というわけです。┃
  ┃政府の労働力不足の解消として次の3つの対応策を考えています。 ┃
  ┃その1:働き手を増やす(労働市場に参加していない女性や高齢者)┃
  ┃その2:出生率を上げて将来の働き手を増やす          ┃
  ┃その3:労働生産性を上げる                  ┃
  ┃です。どれも頷きたくなるテーマといえます。では、整備業はどうな┃
  ┃っているか?                         ┃
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     ┻┻                       ┻┻


1.整備業の働き手の現状
 
 国交省自動車局整備課が平成28年7月に公表した「自動車整備業分野に係る
 経営力向上に関するガイドライン」によると、整備士不足に関する実態調査
 (H26年日整蓮が実施)では、整備士が不足していると回答した割合は半数
 に使い48%となっています。
 
 業態別では、兼業工場の整備士不足が63.2%となっていて深刻さが際立って
 います。ディーラーでも56%となっていて、半分強の工場で人手不足が経営
 課題となっている実態が浮き彫りになりました。
 
 また、整備士の高齢化も進んでいて平成29年の専業工場では50.3歳となり
 50歳の大台を超えてしまいました。兼業工場は46.1歳、ディーラーが35.0歳
 で、3業態平均では45.0歳となっています。
 
 整備要員数は、平成7年で388,339人(うち、整備士303,956人、整備士率
 78.2%)、工場数は83,198工場となっていました。20年後の平成28年では、
 400,713人(うち、整備士334,655人、整備士率83.5%)、工場数は92,061工
 場です。
 
 工場当たりでみると、平成7年が整備要員4.7人、整備士3.7人、平成28年は
 整備要員数4.4人(H7年比▲0.3人)、整備士数は3.6人(H7年比▲0.1人)
 となっています。
 
 工場数の伸び率に見合った整備要員が確保できていない状況となっています。
 自整業業界においても人口減少による人手不足が要因となっていますが、も
 う一つの要因として業界を目指す人数も減ってきているのです。
 
 因みに、平成25年当時は全国自動車大学・整備専門学校協会の入学者数は
 12.4千人だったものが平成28年では7.0千人となり、5,4千人、率にして44%
 も減っています。
 
 
2.自整業の場合の働き手確保策は何か
 
 政府が掲げる3対策のうち、その1の「働き手を増やす(労働市場に参加し
 ていない女性や高齢者)」は、自整業において女性の活用についてもっと真
 剣に検討する必要があります。
 
 事務などの間接要員としてではなく、整備直接要員としての活用です。平成
 28年で女性整備要員数は18,405人(女性率4.6%)、整備士数は10,935人
 (女性率3.3%)に過ぎません。
 
 大型工場ではいささか整備作業は体力的にムリですが、乗用車主体の小型工
 場においては、女性整備要員が活躍できる場があります。
 
 例えば車検整備や定期点検整備などの法定定型整備やオイル交換、タイヤ履
 き替え・付け替えなどは女性でも十分可能です。
 
 鈑金塗装作業では、マスキング専門だとかパテ塗作業、磨き作業など女性で
 も十分に可能ではないでしょうか。
 
 そのためには、作業マニュアルの整備や作業環境の改善などの対策が伴いま
 すが、工場全体のことでもありますの、急ぎ対策したいところです。
 
 自整業には合わないのが「その2:出生率を上げる」です。これに変わる対
 策として私は、「離職者を減らす」ことだと考えています。
 
 離職の理由は様々ありますが、その一つとして労働条件が他の産業よりも劣
 っていることがあげられます。
 
 「自動車整備士不足の現状と行政の取組(国土交通省 自動車局 整備課 平
 成27年6月18日)」のレポートを読むと、分野別年間総支給額は、機械
 修理工よりも50万円前後低いイメージです。
 
 また、年間総労働時間数では、機械修理工よりも逆に長い傾向となっていま
 す。
 
 専業工場の退職する理由のワースト1位は、賃金条件が良くなかった、次に
 労働時間の条件が良くなかった、そしてワースト3位が休日・休暇等の条件
 が良くなかったと回答しています。
 
 退職した者が転職する際に求めた労働条件や待遇を見てみると、専業工場を
 退職した者の第1位が賃金条件がよい、第2位が休日・休暇等の条件がよい、
 そして第3位が労働時間の条件がよい、となっています。
 
 労働条件の改善は、賃金や休日制度の改定が必要となりますので、今日の明
 日というわけにはいきませんが、一時も早く対策することが必要です。
 
 その3の「労働生産性を上げる」は、整備工場においては第1位にしていい
 テーマです。
 
 従来からの生産性指標である「稼働率」「作業効率」や「工賃生産性」など
 現場の働き具合を見るものがあります。
 
 こうした指標を改善することによって生産性向上が叶いますが、新しい生産
 性指標によって、働き具合を見ることも必要になってきています。
 
 それが、「実労働レーバーレート」です。工賃売上を実労働時間で除して求
 めた値です。
 
 これは、工賃生産性に変わる指標として提案いたします。簡単に言うと、工
 賃生産性はメカニック一人当たりの工賃稼ぎ高を見る指標です。この指標で
 は「効率」見えません。
 
 そこで、実労働レーバーレートを考えました。これは工賃売上が高くても実
 労働時間が長くなれば小さな値となります。
 
 時間効率が悪いからです。工賃売上を上げるには短い労働時間で多く上げた
 方が効率的な仕事をしたことになりますので、今後はこの指標を重視してい
 きたいと思います。これも、働き方改革に合わせた指標と言えます。
 
 以上のように、働き方改革とは一口で言えば「労働人口対策」と言えます。
 その対策を具体化する整備業でのアクションが「女性の活用拡大」「離職者
 を減らす」、そして「生産性向上」の三本の矢ということになります。
 
 
 ※次号のMotown21レターの配信日は「5月11日(金)」となります。
 
                      Motown21スタッフ カク★☆
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□■【編集後記】
 
 天の邪鬼、わざと人に逆らう言動をする人。つむじまがり。ひねくれ者、
 だそうです。
 
 ものまねや人心を読むことが得意で、
 意地が悪く、
 人の意と逆のことをして
 喜ぶような小鬼であり、
 これが転じて「あまのじゃく」は
 現在の意味で使われるようになったとのこと。
 
 誰にでもあまのじゃくな部分はあると思いますが、
 あまのじゃくでいることは基本的に損なので、
 なるべく素直でいた方が人生にはプラスではないでしょうかネ。
 
 
                      Motown21スタッフ カク★☆
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