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[ 2019-06-07 ]

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     自動車整備業&車販業のCS経営をコンサルタントする     
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     【Motown21レター《Vol.400号》2019年06月07日(金)】    
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      Presented by Motown21 http://www.motown21.com      
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 こんにちは。ご愛読ありがとうございます。
 
 あ〜〜、春が来た!と思ていたらいきなり真夏日が続いたりして、一気に夏
 になってしまいました。
 
 特定整備認証制度を盛り込んだ車両法が、本国会で可決されたことは、ご存
 知の通りです。
 
 中身となる省令等が明確になっていませんが、アンテナを張り巡らせていち
 早く対応すべくアクションが必要ではないでしょうか。
 
 今後、各地の整備振興会を通して、情報提供があるかと思いますので、しっ
 かりとした対応をして欲しいものです。
 
 
━●今号のご案内●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■Motown21レター特集
 「特定整備認証取得までにやるべきことは!」
 
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                ■特集■               
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  ご承知の通り、特定整備認証に関する車両法の改正案が今国会可決成立し
  ました。
  
  実施に向けた省令等が今秋にも決まるとされていて、2020年5月に改正法
  が施行されるスケジュールになっているようです。
  
  改正法は、電子車検証に関する内容も盛りこまれていて、2022年に実施の
  予定でICカードや標章を発行するプリンターの選定等拍車がかかってると
  聞いています。
  
  特定整備認証が施行されると、現在の認証工場は全て「特定整備認証工場」
  に名前が変わります。しかし、それは認証で規定されている7装置の分解
  整備が可能な、いわゆる7装置限定の特定整備認証工場となります。
  
  自動走行装置の分解整備やレーダー等を外さないで調整作業を行うには、
  特定整備認証を取得する必要があります。
  
  つまり現在の認証基準が拡大されることになるのです。拡大とは、装置が
  一つ追加されることと、分解の定義が分解を伴わなくても規定の装置に影
  響を及ぼすおそれがある作業も追加されるということです。
  
  今から一年先の2020年、来年の5月に改正法が施行されるこの一年間で整
  備工場は何をすべきかを、考えてみました。
  
  
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1.新制度に合わせたフロント対応
 
 新認証制度は2024年に本格運用の運びになります。法施行から4年間の猶予
 期間を設けているので、そんなに慌てることはないよ!
 
 と、思われますが、逆に言えば2020年5月以降であれば、いつでも新認証の
 取得が可能となり、他社よりも先駆けて新制度の運営が可能となるのです。
 
 となれば、この一年間に新制度に合わせた体制作りを今から始めてることで、
 イザに備えユーザーへしっかり丁寧に対応することで、先行利益を得ること
 ができます。
 
 そこで、まず始めることが「フロント対応」です。必要な対応は3つありま
 す。
 
 一つは「丁寧な外観確認」です。従来気にしていなかった、センサーやレー
 ダーが付いているバンパー等の凹みやキズは、今後注意して確認する必要が
 あります。今現在でも気にしなければならないのですが・・・・。
 
 次に「タイヤの偏摩耗」です。タイヤの接地面が均等に減らず、段が付いた
 ような減り方をしているのは、アライメントが狂っていることが考えられま
 す。と言うことは、カメラ等の照射角度が正しく向いていないことが想定さ
 れ、それによって事故の原因になってしまいます。
 
 また、ガラスのキズについても同様で、今まで以上に入念に確認する丁寧さ
 が求められます。
 
 ナゼかと言えば、特定DTCが記録されている可能性が高く、車検に通らな
 いことが想定されます。また、エイミング作業が必要になるからです。
 
 二つ目が「突っ込んだ問診」です。例えば、縁石等に強くぶつけたことがあ
 るかないか、ハンドルがセンター位置で直進しているか、そしてチェックラ
 ンプの点灯があるかないか等突っ込んだ問診、聞き取りが必要になります。
 
 そして三つ目が、新しい制度により点検か所が追加され、それによって作業
 時間、点検(診断)工賃が追加される旨の説明です。
 
 その結果「エイミング作業」が必要になった場合に、さらに追加整備が必要
 になることをお客さまが理解できるように分かりやすい説明が必要です。
 
 こうした説明は、ビジュアル化して見て解るようなプレゼン資料を作り、そ
 れを見せながら説明するような工夫が必要です。
 
 このように、今まで以上の「専門的な知識、話法」が必要になりますので、
 フロント担当者は今からでも技術的な知識、装置、装置の機能・役割などを
 勉強し、お客からの質問にも回答できるだけのレベルの習得が必要です。
 
 
2.三つに慣れること
 
 フロントの対応レベルを上げていくことと同時に、作業現場、メカニックに
 おいては「慣れ」が必要です。
 
 これは、作業時間の短縮によりお客様満足度(CS)を落とさないためです。
 笑顔で接客対応以上にCSが高いのが「納期の厳守」や「作業時間の短縮」
 です。
 
 だから、新しい制度においても不慣れで納期が延びてしまったり、作業時間
 が長くなってしまうことは避けなければなりません。
 
 そこで、三つの慣れるが必要です。一つが「コネクターに慣れる」ことです。
 OBDのコネクターの取り付け位置は車種によってまちまちです。コネクタ
 ーを探すためにムダな時間が発生しないように、取り付け位置の傾向を把握
 することが必要です。
 
 二つ目が「スキャンツール(ST)に慣れる」ことです。STは、今までは
 チェックランプが点灯していたり、不具合原因が掴めなっかたり、初めて経
 験するような不具合のような状況で使ってきました。
 
 しかしこれからは、全ての車検や法定点検などに使うことになります。その
 時に装着からDTCの呼び出し、その他ST機能に慣れることで作業時間が
 長くならないようにすべきです。
 
 三つ目が「FAINESに慣れる」ことです。FAINESは、サービスデータや整備事
 例など現場で役立つ情報が入手できます。
 
 今まで、標準作業時間を得るためにしか使っていなかったFAINESを、より幅
 広く活用することで、作業時間が長くならないようにすることです。
 
 まだまだ、具体化に向けた詳細が不明ですが、だからと言って「受け身」で
 はなく、「能動的」に活動し、今からできることを他社に先行して実行し、
 スタートダッシュできる体制作りをしていくことが必要と考えます。
 
 
                      Motown21スタッフ カク★☆
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□■【編集後記】
 
 整備業界にフォローの風になる可能性が高い「特定整備認証」は、整備事業
 の使命を果たすためにも取得は必須ではないでしょうか?
 
 外注に出す、と言う手もありますが、整備技術の最新情報に敏感になり、お
 客さまに、安心・安全を確実に提供していくためにも自社での対応が必要に
 思います。
 
 とは言え、今後のビジョン次第では、外注化も考えてくことも選択肢の一つ
 といえますね。
 
 皆様は、いかが選択されますか?
 
 
                      Motown21スタッフ カク★☆
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