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[ 2021-09-17 ]

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      自動車整備業&車販業のCS経営をコンサルタントする    
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      Motown21レター《Vol.437号》2021年09月17日(金)】     
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     Presented by Motown21 http://www.motown21.com       
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 読者の皆様、こんにちは。
 
 いよいよ来月から「OBD点検」がスタートします。これが特定整備の具体
 的な作業の第一号となります。
 
 これに伴って、整備工場は「点検DM」の見直し、点検メニューの見直し、
 そして料金の見直しが済んでいなくてはなりません。
 
 いかがですか、貴社では対応済みでしょうか?
 
 どうも未対応の工場が多いように見えます。
 
 整備工場にとっては新しいビジネスチャンスが生まれるわけですから、事前
 の準備を万全にしてこそチャンスを手にすることができるというものです。
 
 国交省のOBD点検の啓発チラシを見ると、点検も目視ではなく、スキャン
 ツールで行っている図になっています。
 
 ということは、スキャンツールは必須だし、点検料の有料化もしやすくなっ
 たと思います。
 
 ぜひ、これを機に、定期点検の必要性の啓発強化して、点検実施率を上げて
 行きたいですね。
 
 
 がんばろう、日本!
 

─────────────────────────Motown21スタッフ一同
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━【今号のご案内】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■Motown21レター特集
 「特定整備で高まるフロントの役割!」
 
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               〜 特 集 〜             
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    改正車両法が施工されて1年6か月になろうとしています。
    電子制御装置認証の取得が遅れ気味のようです。
    
    「様子見」の工場がそれなりにあり、今一つ取得に勢いがな
    いのではないでしょうか。
    
    時代は「特定整備」となり、従来の行動様式では足りないこ
    とが出ています。
    
    整備工場は、改正前であれば分解整備認証基準沿って整備等
    を行っていれば何も問題がありませんでしたが、これからは
    鈑金分野に踏み込んで整備等を行う必要があります。
    
    逆に、鈑金工場は損傷部位を復元すべく整備していれば済ん
    だのが、整備分野に踏み込んで修理しなればならなくなって
    います。
    
    こうしたことから、整備は整備工場、鈑金は鈑金工場という
    作業の住みわけ出来ていたものが、相互に重なり合うように
    なり、両工場とも新しい対応が必要になっています。
    
    整備工場においては、受付時の対応が特に変容が必要になり
    ます。
    
    また、作業現場においてもエーミング作業前に行うターゲッ
    トボードの設置場所を決めますが、その前にやるべきことが
    出ています。
    
    以下に、変容の具体的な内容などについて記述します。
    
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1.新認証取得による格差
 
 日刊自動車新聞の記事によると、8月の電子制御装置整備の認証件数は3104
 件(国交省纏め)。内訳は運行補助装置が3082件、自動運行装置が22件。
 
 地方運輸局別の認証件数は関東が808件、東北が495件、中部が434件の順に
 多かったとのこと。累計認証件数は、1万8935件(うち自動運行装置が132
 件)とのこと。
 
 取得率でみると20.7%です。一年半でこの割合ですから少ないと言ってもい
 いのではないでしょうか。
 
 新型コロナによって整備主任者講習会の開催が延期や人数制限が厳しくなっ
 たりしたことが遅れの最大要因とは思いますが、それに隠れて「様子見」も
 隠れ要因ではないかと思います。
 
 もう一つ要因として強いてあげれば猶予期間が設けられたことも挙げられる。
 20年3月末までにエーミングに関する作業を行っていた場合に、行っていた
 作業に限って24年3月末までの間、電子制御装置認証を取得しなくてもエー
 ミング作業関係が可能となっています。
 
 既に取得した工場と未取得の工場で、今現在は経営に差が出るようなことは
 ありませんが、この先には徐々に差が出てくるのではないかと予想します。
 
 中身は、技術格差が一番です。最新の整備技術情報や修理技能に差が出て、
 そのことによって顧客の信用が薄れて他店へ移っていくことで、売上の減少
 が結果として出てくることです。
 
 例えばエーミング作業を外注に出すことで売上は計上出来ますが、利益率は
 自社作業よりは少なくなります。
 
 また、外注先の作業が優先されるので、完成までの時間がかかって代車の貸
 し出し日数がいつもよりも多くなりコストが増すことになります。
 
 あるいは、エーミング作業の整備説明が分かりやすく、具体的にできないた
 めに顧客から不信感を持たれたりすることが心配です。
 
 2024年10月からは「OBD車検」がスタートします。車検時にスキャンツー
 ルで「特定DTC」の有無確認が必要になります。
 
 仮にあることが確認されれば、部品交換やエーミング作業が必要になります。
 ということは、車検満了期日ギリギリでの車検整備は無理が出てきます。
 
 特にエーミング作業を外注に出すとなれば、その期間を予定に入れて車検実
 施日を決めていくことが必要になります。
 
 いずれにしても、新認証取得工場と未取得工場では、色々な面で差が生じる
 ことは間違いないと思います。
 
 ですので、新認証取得しエーミング作業ができる作業環境であり技能者を育
 てていくことが、整備事業継続には必須と捉えるべきではないでしょうか。
 
 
2.フロントの行動変容
 
 さて特定整備制度によるフロントの行動変容にどのようなことがあるのでし
 ょうか。
 
 全体的には「受付時の変容」です。従来の様に「何か不具合がございません
 か」とか「何かお気づきのことはありませんか」というような問診で済んで
 いましたが、これからより突っ込んだ問診が必要になります。
 
 例えば、
 ・最近下回りを縁石などに強くぶつけたことはありませんか
 ・フロントバンパーなどを何かに擦ったりぶつけたことはありませんか
 ・運転していてクルマが左右どちらかにハンドルを取られませんか
 ・バンパーやグリルなどを外したりしたことはありませんか
 ・カメラ、レーザーに強く何かをぶつけたことありませんか
 など車体歪みやセンサー等の取付位置が変わってないかを確認するような問
 診が必要になります。
 
 また、
 ・タイヤの片べり
 ・バンパーの凹み
 ・前方エンブレムの中心位置(車体のゆがみ)
 ・チェックランプの点灯状態
 などを目視や計測機器で確認することも必須になります。
 
 これらの一連の確認作業をフロント担当者個人のスキルに任せるのではなく、
 特定整備を強く意識した「問診票」を作り、それを元に問診や目視、計測を
 することです。
 
 そのことで、均一で漏れのない受付が出来、しかも電子整備関係の整備作業
 だけではなく、鈑金関係の追加整備の受注も期待できます。
 
 また、これらの一連の行動から、お客から「丁寧」「信頼」といったイメー
 ジを持ってもらえます。
 
 ということは、一石三鳥にもなる受付になりますので、是非行ってほしいも
 のです。
 
 
                      Motown21スタッフ カク★☆
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【編集後記】
 
 「備えあれば患いなし」
 
 万一に備えて、あらかじめ準備をしておけば、
 事が起こっても少しも心配事がない、
 という意味で特に防災関係で使いますね。
 
 しかし、これは事業においても同じことが言えます。
 OBD点検に備えてチラシ、DM、メニュー、料金、作業方法などを見直し
 変更をしていく、これが「患いない事業」になるのでは。
 
 チャンスはやってくるけど、それを掴むか逃すかは、自らの行動にかかって
 いるのです。
 
 チャンスをものにしてください。
 
                      Motown21スタッフ カク★☆
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