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[ 2021-11-05 ]

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      自動車整備業&車販業のCS経営をコンサルタントする    
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      Motown21レター《Vol.439号》2021年11月05日(金)】     
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     Presented by Motown21 http://www.motown21.com       
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 読者の皆様、こんにちは。
 
 最近、人財採用に関するセミナー依頼が増えてきています。
 
 業界の人手不足は深刻さを増しています。ある人材派遣会社の人曰く、専門
 学校卒業生の7から8割は外国人だそうです。
 
 専門学校も外国から入学生を募集しても定員の8割を埋めるのがやっとだそ
 うです。つまり、この先も人手不足の解消は期待できないということです。
 
 人財募集については、近日中に特集を予定していきます。募集に決め手があ
 りませんが、少しでも効果が上がる施策等をお届けできればと思案中です。
 
 
 がんばろう、日本!
 

─────────────────────────Motown21スタッフ一同
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━【今号のご案内】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■Motown21レター特集
 「OBD点検の対応不足が心配!」
 
 ■更新情報
  ・話題を追って(11/05)」

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               〜 特 集 〜             
  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  
                                   
    OBD点検がスタートして一か月を超えました。この間3社
    ほどの整備工場における対応ぶりを確認しました。
    
    とても残念な結果でした。3社とも何も対応できてません。
    ユーザーへの事前告知、料金、案内DM等従来のままです。
    
    それどころから、該当する車が入庫していない、とか。2024
    年から実施でしょう〜、なんていう始末。
    
    OBD点検とOBD車検(検査)が混同されているし、該当
    車や該当装置が何かも理解していないのです。
    
    いや〜、振興会や陸事の説明が正しく理解されていない現状
    にショックです。
    
    このことは、この3社だけの事ではなく、多くのモータース
    店やディーラーでも同様ではないかと思われます。
    
    これでユーザーのカーライフを守る、という整備業の使命が
    泣くのではないでしょうか。
    
    昨年の4月に新車両法が施行され、1年と6か月も経ってい
    るのに準備すらできていない現状では、この先のさらなる変
    革に対応できない工場が続出してくるのではないかと危惧し
    ます。
    
    そこで、今一度「OBD点検」の対応について、話を進めま
    す。参考になればと思います。
    
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛  
 
1.定期点検の価値が重くなっている
 
 第三次車両法改訂は、今までの改訂と全く質が違います。分解整備の概念を
 根底から変える改訂です。
 
 従来の分解整備は7装置を対象に、脱着、修理、改造を行う場合に認証を取
 得することになっていました。
 
 しかし、今回の改訂では、装置が一つ追加されました。それが「電子制御装
 置」です。これで対象装置は8装置になりました。
 
 そして、分解の定義も変わりました。今までは脱着することが分解とされて
 いましたが、新車両法では、脱着を伴わない場合でも、他の装置に影響を与
 える作業であれば、それも分解と定義されたのです。
 
 ナゼ、このような改訂がされたといえば、今までのクルマは運転者が走行状
 況を把握し、適時運転操作をして安全走行を行っていましたが、昨今のクル
 マは、電子制御装置が走行状況を感知し、運転者に対して安全走行のための
 サポートをしています。
 
 サポートの割合が年々増してきています。電子制御装置はオプション扱いだ
 ったものが、今では多くのクルマが標準装備になっています。加えて範囲や
 質も年々上がってきています。それだけ装置自身が緻密になっています。
 
 その電子制御装置を保安基準に指定し、むやみやたらと装置を触れなくし、
 設備と知識を保有している工場にその資格を付与し、誤作業等による事故を
 防ぐように車両法を改訂しました。
 
 この先自動運転の段階が上がるにつれてますます、このことが重要になって
 くることは間違いありません。
 
 安全走行にとってとても重要な電子制御装置が正しく作動しているかを定期
 的にチェックするのは自然な流れです。
 
 機械式装置であれば、なんらかの不具合がユーザーでも知覚できるのに対し
 て、電子制御装置は、警告灯で認知はできますが、それが「故障」なのかが
 今一つはっきりと捉えることができません。
 
 だからこそ、「OBDの診断の結果」として定期的なチェック、点検をユー
 ザーに義務付けしたと理解できます。
 
 このことは、お客に正しく使え、今までの定期点検よりも安全走行にとって
 より重要性が増していることを理解させなくては、整備工場の使命を果たし
 たとはいえないではないでしょうか。
 
 それ以前に保安を預かる整備工場サイドが、定期点検の必要性や重要性が高
 まっていることを自覚することが必要でありますが・・・。
 
 
2.OBD点検への対応とは
 
 では、整備工場の対応を改めてみてみます。対応策としては3つあります。
 一つが、事前告知です。特定整備、OBD点検、OBD車検とは何か、ユー
 ザーとして心がけることが何かなどをOBD点検前に告知することです。
 
 事前に告知することが本来ですが、過ぎてしまったのでやらないではなく、
 今からでも全ユーザーにお知らせるることです。
 
 2つ目が、点検メニューの改訂です。1年点検項目プラスOBDスキャンツ
 ール点検としてメニュー設定するのか、この際だから複数のメニューを設け
 るのかを検討して決定します。
 
 私は、松竹梅として3コース設定して選べる点検メニューを作ることが最善
 かなと思っています。その際に、アッパーボディーの歪みも同時に点検する
 項目を是非入れることをお勧めします。
 
 梅コースが、12点検+OBDスキャンツール点検+車体歪み点検。竹コー
 スが、梅コースプ+サイドスリップ診断。松コースが、竹コース+走行によ
 る直進走行確認、という例です。
 
 当然これに伴って3つ目として料金の改訂があります。「OBD診断の結果」
 は、警告灯の目視点検でもOKですが、整備工場であればスキャンツールに
 よる点検をすべきです。
 
 スキャンツールを使うのは、精度の良い点検方法だからです。警告灯消灯・
 点灯状態を目視で行うだけではなく、例えば警告灯が消えていてもスキャン
 ツールを接続して、異常履歴の有無を確認し、異常履歴があれば記録し報告
 するのがプロではないでしょうか。
 
 スキャンツールによる点検の場合、それを有料にするのが妥当なのか?いま
 だに日整連から標準作業点数が示されていません。
 
 そこで、スキャンツールを使うことによる標準作業点数は0.3Hだそうです。
 これを参考にして、0.2〜0.3Hがスキャンツール点検料となります。
 
 これに車体の歪み点検を0.2H程度だとすれば、両方合計で0.4〜0.5Hとなりま
 す。仮にレバーレート8,000円とすれば、3,200円〜4,000円となります。
 
 「OBD診断の結果」の点検料を有料すべきか、無料(従来の点検料に込め
 るか)にすべきかは議論があるところですが、私は有料にすべきと考えてい
 ます。
 
 点検は無料では、整備工場の価値が薄くなってしまいます。整備作業の中で
 一番価値があるのが「点検」や「診断」です。
 
 分解や調整、清掃等の処置的作業も価値がありますが、それ以上に価値があ
 るのが点検であり診断なのです。
 
 ある整備工場でエンジン不調で入庫があり、いろいろ点検や計測したところ
 バッテリー交換が必要となり、それをお客に伝えたら、お客はありがとう、
 と言ってカー用品店にいきバッテリーを買って交換したどうです。点検や計
 測にかかった時間が無料で終わってしまったというのです。
 
 今後電子制御装置が増えてくれば、スキャンツールの出番も多くなります。
 その出番が無料ではいかがなものでしょうか。
 
 これらの対応を他社がやっていないから、といった理由で何もしていないの
 は経営していることにつながらないのではないでしょうか。
 
 他社は他社です。あくまでも自社の経営であり、対応をどうするかです。
 
 
                      Motown21スタッフ カク★☆
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 今┃号┃の┃更┃新┃情┃報┃
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 ☆話題を追って:業界@info「トヨタ販社で不正車検が相次ぎ発覚
  販社表彰制度を見直しへ」
         http://www.motown21.com/Topics/Gyokai_178/
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【編集後記】
 
 コロナが急速に減ってますね。
 
 この効果が車販等に向かえばいいな、なって思ってます。
 
 GoToなんじゃらも始まるようですので、経済が回りCarアフター業界にも
 プラス効果が期待したいところですね。
 
                      Motown21スタッフ カク★☆
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 【発行人】山本 覚  【編集人】村谷 絵美子  吉岡 善一 
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