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  ● 経営管理講座 : 整備業1,000件ビジネスの提案
自動車からオイルがなくなる。そんなことがと、悠長に構えている時ではない。整備サービス業の新しい役割であり、差別化した経営の構築が21世紀の勝ち残り組になる。では、何をどうするのか・・・・・・・。

第1回講座
お客に提案するのは何か

第2回講座
顧客を特定化しよう

第3回講座
整備サービス業における顧客特定化の着眼点

第4回講座
マイカーの資産価値を維持する

第5回講座
月に40件の特定化顧客をつくる

第6回講座
整備サービス業だからこそ中古車ビジネスに取り組める

第7回講座
求められる”価格を安くする”への発想転換

第8回講座
女性が来ないお店は衰退する

第9回講座
所得層から見た顧客の絞り込みとは

第10回講座
顧客コミュニケーションの目的と手法を変えよう

第11回講座
モニター制で新規開拓をはかる

第12回講座
地域を知らねば新規開拓のロスが増える

第13回講座
整備サービス業の買い取りビジネスの要点

第14回講座
1歩1歩、確実に蓄積できる経営をめざそう



    

 前項に引き続いて新規客の開拓について述べたい。
 再々申し上げてきたことだが、整備サービス業のような地域密着型企業のマーケッティングは地域を知ることが基本中の基本である。地域を知ることとは、どんな客層を、どんな地区を中心に狙っていくのかを客観的に把握することである。



若年層は新聞を読まなくなった
 たとえば、ある中販店で若者向けの商品中心の品揃えをしてフェアを企画。新聞折り込みチラシで集客をはかったが、成果は投下した広告宣伝費に比べておもわしくなかった。地域に精通していれば費用対効果はもっと良いものになっていたはずだ。
 なぜなら、第1に、若者対称なのに広い地域にまんべんなくチラシをバラまけば、当然効率が悪くなる。第2には新聞を取らない若年層世帯が増えているのに折り込みチラシにすべて依存したやり方が安易といえる。
 中販店の事例を紹介したが、フェアを企画する場合、若年層世帯が多い共同住宅(アパート・マンション)はどの地区に多いのか。分かったら、そこには全員で手分けしてチラシのポスティングを重複して実施しよう。一戸建ての多い地区は中高年層が多いので、チラシ配布地区から外そうだとか、少なくともこうした地区別対応ができたはずだ。
 ついでに中古車の商圏について言えば、大型展示場でない限り、大都市を除き走行12分内の来場者が全体の80%を占めているといわれている。では車検の場合はどうか。当然、中古車のそれより商圏は狭まられるはずだ。



成功するポスティングとは
 広告宣伝について関連して申し上げるならば、とくに車検の折込みチラシの費用対効果が悪化してきている。短期的に考えればモトがとれなくなってきた。チラシとポスティングの併用を考えていく必要がある。低価格車検がウリならば、前述したようにアパート・マンションの共同住宅が対象となるだろう、もちろん、1回だけでは何の成果も生まれてこないだろう。地区を絞り、そこに6か月間、月2回配布するぐらいまで徹底したい。ちなみに、ある整備店でポスティングをさまざまな観点から工夫してきたが、最も効果的な実施日は木曜日がよいとのこと。金・土は新聞のチラシ枚数が多いから見てくれない、だからといって水曜日は週末まで間があきすぎる。皆さんの店舗でも、一度テストをして見たらどうだろうか。
いずれにしても、何事も「ただやっている」だけでは成果はあがらない状況になってきている。ポスティングひとつ実施するにせよ、工夫をして効率的なやり方を見つけていく必要がある。


  

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