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VOL.13 塗装作業でのゴミの付着低減化についての改善について

1. 塗装作業前の車体の清掃を行う
皆さんは、塗装作業に移る前の車体については、どうしているでしょうか?

グラインダーで削った鉄粉や、パテを磨った粉をエアーブローしただけで、そのまま塗装作業しているよ。なんて人が多いんではないでしょうか。それは、やらないよりは、多分にいいでしょうが。物足りない気がしませんか?

そこでもう一歩ふみこんで、鈑金作業後や塗装作業前に、車体を「十分に洗車」してみてはいかがでしょうか。実際にイタリアの素晴らしい工場では、車両引き受け後直ぐに、ユーザーの見ている前で、リフトアップしスチーム洗浄を行なうそうです。理由は、ゴミの付着の低減のほかに、工場内を汚さないためだそうです。

実作業では、わが社もそこまではできないのが現状ですが、雪が深い地方の方々の、冬の作業前は、実際にやられているんではないでしょうか。

鈑金作業後では、水をかけての洗車は、なかなか難しいでしょうが、簡単な水ふきくらいはできますよね。この作業を行なうだけで、ゴミの低減にかなりの効果を発揮します。作業をする前よりは、約半分のゴミの付着の低減にはなるはずです。

また、この洗車作業は、鈑金作業後の車両チェックや、作業のやり残し、作業のダブルチェック、などの利点もあります。それだけでなく、工場内に入っている車が常に綺麗なのは、お客様や自分たちが見ても、気持がいいし、イメージアップにもつながりますよね。

ですから、わが社では、手の空いたものが、順次に常に洗車をしています。古くても、小さくても、綺麗な車が入庫している工場、考えただけでもよくありませんか?


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