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VOL.13 塗装作業でのゴミの付着低減化についての改善について


3. マスキングのやり方や消耗品の選択
以前にも書きましたが、マスキング方法も色々ありますが、ここでの作業は、あくまでもわが社での考え方と取り組みです。

まず、わが社での塗装作業車は、必ず塗装専用ビニールを使ってのフルマスキングです(写真2)。理由はビニールを使うことによって、ビニールの上に、付帯する静電気によって、スプレーのオーバーミストや、空気上に付帯するホコリが、ついてゴミの付帯が少なくなるからです。

またフルマスキングによって、作業車の他の部分への塗料の付着もなくなります。次に、マスキング時のポイントです。まずビニールは、なるべくたるませず、ピンと貼ります。そしてタイヤハウスなどは、内側からマスキングテープを貼り、ビニールや、専用養生紙で、たるみがないように貼り(写真3)、ゴミの噴出しを防ぎます。

またパネルとパネルの隙間などには、専用のスポンジテープを使い、極力目張りをし、車内からのゴミの噴出しを防ぎます(写真4)。

そして最後のポイントは、クリアー塗装前に、適切な範囲に、養生紙を貼るということです(写真5)。この作業により、ビニールについた、余計なミストの飛散が防げます。静電気によりビニールにベースカラーがついていますが、クリアー時には余分なごみに違いは無く、その状況を防ぐためには、必要な手間だと思います。時間がかかるように思うでしょうが、セッティングタイムでの作業で十分可能です。早く、簡単に、なるべくコストをかけず、合理的にゴミの付着を防ぐ、これがポイントです。




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