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VOL.2  パテスケールを使った上手なパテ付け
前回のVol.1は、いかがだったでしょうか?
あくまでも、下地の一つの考え方であり、これだと言う答えは出ないと思いますが。日々進歩しながら色々な技法や、着想を持つことが重要だと思います。

さて前回に引き続き、今回はパテのスケールワークについてご案内したいと思います。
皆さんの会社では、パテ付けに関して、どのような作業をしていますか?
鈑金部分をサンダーで削り、フエザーエッジをペーパーで慣らし、ヘラで鈑金パテを付けて、“削り込んで形を造る”、このような作業が一般的だと思います。

しかし効率的に作業を行っている会社では、削る時間より、7〜9割が形を造る作業の“付ける時間”に多くの時間を使っています。なぜでしょうか?
答えは一つです。早く綺麗に簡単に、パテを付ける段階で粗研ぎが終了し、パテ削りによるペーパーの傷を小さく出来るからです。

ペーパーでの傷を小さく出来るということは、塗装範囲を小さくでき、作業時間の短縮や、ランニングコストの低減(塗料代の低減、パテの低減、ペーパーの低減)など、ここで数えるだけでも、かなりの数の作業改善が図れます。

上手に鈑金が終わっても、パテを何度も付け返し、挙句(あげく)のはてには、こんな小さな凹みだったのに、こんなに塗装範囲を大きくしてしまった!
こんなことは日常的に多々あることだと思われます。実際、そういう私も経験者でした。

それを飛躍的に変えてくれたのがパテスケールでした。
パテスケールとは、皆さんご存知の方もいると思いますが、様々な種類が多くあり、わが社でもかなりの種類のパテスケールを購入しました。しかし「帯に短し襷に長し」だったので、自社でパテスケールを作ったりもしました。(写真1)大まかに紹介していきたいと思います。

      


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